増え続ける生活補助が必要な方の人口に対応する方法とは
VISION
日本はドイツと同じく世界の国々に先駆け歴史上かつてない少子高齢化に突入しており、2025年には団塊世代の方々も75歳以上になってまいります。シニア世代の人口比率が増えると、その分介護が必要とされる方の人口も増える傾向にあり、デイサービスをはじめとする福祉業界への需要も高まってまいります。
いくら成長市場とはいえ、対応できなければ難しい局面に差し掛かるのも時間の問題です。このニーズにお応えするために、ヘルパーのスタッフが働きやすい環境を整え、職員数を増加させつつ定着率を上げる取り組みを実施します。
デイサービス中のご利用者様のご要望が叶えられる施設体制を
一般的なデイサービスでは、シニア世代の増加に伴いこのようなサービスを利用される方々も増加傾向にある一方、彼らに対応する職員数が伸び悩んでいる状況です。ご利用者様一人あたりに対応可能な職員の数が少なく、ご利用者様が一人になってしまう時間が増えてしまいます。
この時間を極力少なくできるよう、少人数制でのデイサービス施設を全国各地に開業し、家庭的な環境をいくつも用意しています。ご利用者様の数が少なければその分職員が対応できる時間も増えます。例えばレクリエーションの時間で職員が代わる代わるご利用者様の相手をしつつも、他のご利用者様同士で談笑したりできないタイプの方が孤立してしまうといったケースの抑止に繋がります。ご利用者様が望めば可能な限りすぐに職員が対応できる理想的なデイサービスを目指します。
ヘルパーの職員にとって魅力的な職場環境を整え働きやすさを実現
デイサービス職員数が一般的に伸び悩む理由の一つに、職員一人あたりに課せられたタスク量の多さが挙げられます。ご利用者様の割合に対して職員の数が不足してしまい、どうしてもご利用者様の補助に個々の日誌の記入、レクリエーションに送迎と、処理しなければならないタスクが多過ぎてご利用者様一人ひとりとじっくり向き合うという本来の目的遂行のための時間が少ないのです。
こうならないよう、ヘルパーの職員達が働きやすいようにとご利用者様一人あたりに対してしっかりと人数を確保できる職場体制の確保に尽力しております。民家を改修した小規模のデイサービス施設を運営することで、施設内に必要な職員の数も少なくて済み、その分シフトが組みやすくなることで常時4名以上常駐している状態をキープでき、その結果タスク量も減少します。
近い将来である2025年には団塊世代の方々の75歳以上を迎えることになり、今まで以上に少子高齢化の波が加速する見込みがございます。この増え続ける介護業界へのニーズに対応できるデイサービス施設を創り上げるべく、元々のネットカフェ事業でコンセプトとしてきた「安心で安全なネットカフェ」をそのまま「安心で安全なデイサービス」へと当てはめ、この言葉通りのサービスが提供できるよう尽力を重ねています。バリアフリーに特化した手すりの設置や段差などに気を配る、ご利用者様の安全のために要所にカメラを設置するなどといった、ネットカフェ事業で培ってきたノウハウを活かしたデイサービスを実施し続けております。
加えて、ご利用者様一人あたりに対する職員数を増やす取り組みを実現するため、少人数制のアットホームな施設を日本全国で立ち上げました。小規模で実施することで職員のシフト管理などといったマネジメントがしやすく、ご利用者様に対して十分な数の職員を常駐させることも叶います。同時に職員数が足りているので、タスクの量も適正量を維持でき、ヘルパー職員達にとってもより長く働きやすい環境になってまいります。